毎日の思い出

忘れないよ

13日太郎ととんかつ

 

 

 

 

 

昨日の続きから書こうか。

昨日、日記を更新してから、残る締め切り間近(というのは私の判断であり実は多分ダメな領域)の仕事を1つ残したまま、私はカフェを閉店時間だからと追い出されていた。

 

 

 

 

 

 

「これはもう最後の砦、バレンシアガ行くか」と、とぼとぼ歩いていた。

もちろんバレンシアガではないんだけど、新宿の24時間の喫茶店(みんなが想像するあそこね)の名前が一生覚えられなくてもう開き直ってバレンシアガと呼んでいる。

 

 

 

 

 

到着し、まあ全然眠くないし、全然朝までやったりますけど?と思いながら呑気に本を読んでいた。

超高級カフェオレ(なんと1杯1100円!)を頼むと、店員さんが丁寧に泡を作ってくれる。

私はご存知の通り、砂糖をバカスカ3杯も4杯も入れる健康無視いつ死んでもかまへんで!生活をしているため、せっかく泡を作ってもらっても冒涜の如く砂糖を入れまーじぇまじぇして消滅させる。なんだか後ろめたい気持ちになる。

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せめても、とまーじぇまじぇする前の美しい姿を写真に残す。

 

 

 

 

 

 

ここの時点で夜の0時を回った。

その時に気づいてしまったのである。

「あれ?私明日、岡本太郎展行く日ちゃうか?」と。

チケット支払いしてないな、と支払い期限を確認すると、2時間後の深夜2時だった。

突然、制限時間(しかもキツめの)が発生する。

一度退店し払いに行く事も考えるが、待ちなさい。一度退店するとまた超高級カフェオレ(なんと1杯1100円!)を再度注文する事になる。

私は、貧乏なのだ。無理である。

 

 

 

 

 

 

そこで、シンプルに頑張る事にした。

頑張るといっても「ではこちらの問題を解きなさい」というタイプのやろうと思ったらできるものではない。

頭を抱えて唸る。色んなワードを口から実際に発してみたり、あたりをキョロキョロ見回してみたり、ブツブツブツブツ何かを唱えたり、だが何もない。何もない。

新宿の新宿たる治安と緊張感を守っている私。隣に座った人には、多分こわい思いをさせてしまっただろう。だがここは新宿、許してください。

 

 

 

 

 

 

んでまあ友達との会話を思い出してなんとか始める。

そうするとなんと素晴らしい仕事がみるみるできるではないか!!!脳汁出まくり。

やっぱり人間は追い詰められてみるもんだ。私は意外と精神体育会系だから、自分をいじめ抜く事にとてもこだわっている。まあ今回のはうっかりだけど。

 

 

 

 

 

 

完成し、時間を見ると1時44分!うわぁ脳汁とまらん〜〜〜そして喫茶店を飛び出す。なんと喫茶店の隣に支払い可能なコンビニがあるではないか!脳汁とまらん。

支払いを無事終えるとそこには達成感に満ち溢れ、自分の脳汁でキマっている恍惚とした表情の私。

なんて素敵な世界なのだろう、とほとんど人のいなくなった新宿を歩く。キラキラ輝き、全てが私を祝福している。車のクラクションもファンファーレに聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

そして歩いて帰宅。岡本太郎展の予約は11時。なぜ11時なんて早朝にしたのか、予約した時の自分に問い詰めたいが、まあ許そう。なぜなら私は無敵だから。できない事などないのだ。

そして見ておかなければいけない映画を観る。5時就寝。9時に目覚ましをかけて眠った。

 

 

 

 

 

私は以前から思っていた。寝坊なんてものは大人は普通しないのだと。

あんなもん、危機管理能力を研ぎ澄ませ、3度ほどしつこく目覚ましを鳴らしたら起きるだろ、と。気合いが足りないから起きれないんだ。いや、起きれないんじゃない、起きなかったんだろ、と。

 

 

 

 

 

 

起きた。10時半。

なんで???えーーーー???

目覚まし一回も聞こえた記憶ないんやけどw

そこで思考を張り巡らせ、思い出す。そうだ、私、開始時間に指定のある仕事してないわ。

時間指定のある予定(ネイル、まつげ、その他なんでも)は極力入れないようにしてるし、友達との予定もだいたい日にちと要件だけ決めて当日「ほんで今日いけそう?何時にする?」というタイプなのである。

要するに、目覚ましのいらない生活を作っていたんだと。真っ当な人間、そりゃ寝坊もしますよね。反省しました。

 

 

 

 

 

 

で、もうとりあえず家を飛び出す。

電車に乗る。上野っていつも想像の2倍は遠いなと思う。上野の各美術館は何度も行っているため迷う事はない、到着すると11時15分。

10時半に起きたのにこれはすごい事だ…感動する。

敬愛する太郎。ジャージに便所スリッパで行ってゴメンなさい。

 

 

 

 

 

 

岡本太郎に関して、川崎の岡本太郎美術館には年に2回、アトリエのある東京の岡本太郎記念館にも定期的に行っているのでだいたいは死ぬほど見まくっているものばかりだ。

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でもやはり、すきだな。パワーがある。

パワーのあるものは素晴らしい。

感想や思う事は多分あとから湧き出してくる。映画もいつも観た直後より、2ヶ月後くらいにふと思い出し「いや、あの映画素晴らしくね?めっちゃおもろいやん…」と思うタイプなのである。

今回、人に誘ってもらっていたけど断った。チケットまで用意してもらったら「うわ〜ん超感動!」とか言わなきゃいけない気持ちになるじゃないか。あと、その相手の中身や発想に惚れていない限り、別に感想を聞いたところで、はあそれはそれは…となるし。

美術館は1人で行くのが最高だ。それか心底惚れた相手と別行動→合流し話し合う。

これが最高だな。

そんなことより太陽の塔見に行きたいな〜久しぶりに。

 

 

 

 

 

 

てか岡本太郎美術館はいつもガラガラでそちらに慣れているから、こんなに人がいるのは新鮮だなと思う。

また岡本太郎美術館行かないとなと思い、退館。

 

 

 

 

 

 

 

ご飯を食べに行く。

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トンカツを食べる。

良い良い。1250円。ご飯もモリモリ食べる。

 

 

 

 

 

 

そして喫茶店に移動しまして、今から仕事をします。ビートルズが流れている紙タバコが吸える喫茶店、最高や。あとの1日は仕事しかしないので、もう日記書きました。

 

 

 

 

 

みなさん風邪ひかないよーに。