毎日の思い出

忘れないよ

15日 小説を読まない文学少女

 

 

 

11時起床

 

 

寝起きに考える。

私の今の楽しみってなんだろう。

 

・歩く

・食べる

・このあとクリスマスと正月が来るという状況

 

めっちゃコスパいいなー!絶対絶対クリスマスパーティーはしなきゃいけないのでね。

もちろん1人でね。1人だと、用意したケーキもご馳走も1人で平らげても許されるのですよ。

否、平らげなければならないのである!

嗚呼、すばらしき独身貴族の世界。この地獄ともいえる12月を彩る一筋の光、クリスマス。

チキンと刺身を一緒に食べてやるのさ。

 

 

 

 

 

 

 

お昼ご飯

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腰の曲がったおばあちゃんがお店に立っている。突き出しが大根をじゅくじゅくに炊いたんと浅漬け。日替わりのミックスフライ定食はエビフライとチキンフライとメンチカツのメイン大集合で750円。そしてお味噌汁の具がキャベツにあげに豆腐。

こんな完璧な大衆食堂があるだろうか…

 

 

 

 

 

 

 

 

そして仕事をする。今日も今日とて仕事をする。んー特筆すべき何かは何も生まれず。

なんか気分を変えるかと銭湯へ。

お客さんは韓国人のおばちゃんばかり。お風呂も、2つ+水風呂という普通の銭湯。だがそこがいいのだ。今、感動は何も求めていないのである。

あほみたいに髪を洗いたくり、あほみたいに顔を洗いたくり、あほみたいに身体を洗いたくる。最高だ…

 

 

 

 

 

 

 

湯船にぷはぁと浸かり物思いにふける。単純な私はお風呂が気持ちいいだけでなんとなく良い世界に生きている気がしてくる。みんな裸だから西洋美術館にでも来た気分になる。良い気分になっている時に男湯からおじさんが痰を吐く音が鳴り響く。(見た訳ではないが、わかる。お前は絶対におじさんだ。)

ふと現実世界に戻される私、時計を見ると19時半。美容室を20時に予約していた事を思い出す。おじさん、あなたの痰はドラマチックだ。

 

 

 

 

 

 

 

美容室に行き「適当にボブで」と頼む。前髪がすぐ伸びて困るから短くしてくれ、と100回ほどしつこく頼む。お兄さん「そりゃ人類みな平等に伸びるんだよ。自分だけが特別と思うな!」ととても辛辣な事を考えていそうな顔を隠して笑っていた。

そして寺田心が出来上がったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

みんな風邪ひかないよーに。